気温も上がっていよいよ夏めいた気候になってきました。
ちょっともう散りかけているのですが、近所でこんな花が咲いています。

この花の名前は「ノウゼンカズラ」と言います。
初夏を華やかに彩る花。
ノウゼンカズラについて紹介してみます。
「ノウゼンカズラ」について

名称 | ノウゼンカズラ(凌霄花) |
原産地 | 中国 |
分類 | ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属 |
種類 | つる性 落葉樹 |
開花期 | 7月~8月 |
花の色 | 赤橙 |
花の大きさ | 4~8cm |
「ノウゼンカズラ」の特徴
ノウゼンカズラはつる性の植物です。
夏ごろに赤とオレンジとピンクの中間ともいえるような、色の花を咲かせます。
写真だと解像度の問題か本当に微妙な色合い・・・。

花はラッパ状の形。
英名のチャイニーズトランペットフラワーはこの花の形が由来です。
連なるように無数に咲くので、遠くからでもよく映えます。
虫や鳥が蜜を吸いに集まってくることも多いです。
色も鮮やかでトロピカルな感じなので、ああ夏っぽくなってきたなと夏の到来を感じさせます。
雨が続くと散ってしまうので、下に花だまりのようなものができることも。

日当たりと水はけがよい場所であればグングン育つので、華やかなつる植物で庭を飾りたいときには最適です。
フェンスなどに仕立てるだけで、途端に華やかになります。
とても丈夫で育てやすいのも良さ。
ふちがギザギザした鋸歯と呼ばれる葉っぱをつけます。

平安時代くらいに日本に輸入されたとされ、園芸植物として民家の庭や公園など、いろんなところで見かけます。
アメリカノウゼンカズラといった見た目がよく似た仲間もいます。
「ノウゼンカズラ」の花言葉 執着

ノウゼンカズラの花言葉は「名誉」、「名声」、「栄光」です。
ファンファーレを鳴らすトランペットのような姿からか、誉れ高い花言葉がついています。