ハーブ

ローズマリーからハーブチンキを作る方法 ~分量とレシピつき~

ハーブチンキ

ハーブはお茶をとして飲んだり、料理に使ったりするのが一般的ですが、他にも使い方があります。

その中のひとつが「ハーブチンキ」
簡単に言えば水ではなく、エタノール成分の高い液体でハーブの成分をより濃く抽出したものになりますが、これを作っておくと色々と応用がききます。

チンキはどんなハーブでもできますが、今回は「ローズマリーチンキ」の作り方について、そのレシピや分量と共にご紹介します。

そもそも「チンキ」って何?

『チンキ』という言葉に馴染みがある人は少ないと思います。

私もチンキの説明をしようとすると「え、何それ?ハーブチキン?」などと返されることが多いです、笑。

Wikipediaから引用すると、チンキとは以下のものを指します。

チンキ(蘭語 tinctuur、独語 Tinktur、英語 tincture)
生薬やハーブの成分をエタノール、またはエタノールと精製水の混合液に浸すことで作られる液状の製剤。

ローズマリーは数あるハーブのなかでも抗酸化作用がある(と言われる)、ので肌の若返り作用が期待されることから、よくチンキとして利用されます。

ローズマリーチンキの材料

ローズマリーチンキを作るのに必要な材料は3つです。

  • 乾燥ローズマリー
  • 無水エタノール
  • 瓶などの容器(ふた付き、耐熱)

用意するローズマリーはハーブショップなどで売っている市販の物でもよいですが、できればフレッシュなものを自宅で乾燥させて用いた方がいいです。

できあがりのチンキの色の鮮やかさに、格段の違いが出るんですよね。
市販のものだと何だか淡くて弱々しい色になります。

ローズマリーは枝ごと収穫して風通しのよい場所で乾燥させると、葉っぱが簡単にしごいて落とせます。
この葉っぱのみを利用しましょう。
ホコリや泥はよく払っておいてください。

乾燥ローズマリー

もう一つの材料である無水エタノールですが、アルコール成分の高い(40%とか)ホワイトリカーなどでも代用できます。

ホワイトリカーを使うと琥珀色っぽくなってしまうのですが、エタノールが肌に合わないという方にはおすすめです。

容器は100円ショップなどで売っている、ふた付きのガラス瓶などで構いません。

ローズマリーチンキの作り方

さていよいよ作り方ですが、それほど難しくはありません。

流れとしては

  1. 容器を熱湯で煮沸消毒して、よく水気を取り除く。
  2. 乾燥させたローズマリーとエタノールを入れる。
  3. ふたをして直射日光のあたらない場所で2週間置く(ときどきかき混ぜる)

だけです。簡単ですよね。

ハーブチンキ

↑写真はエタノール漬けして1週間たったもの

ここで瓶に入れるローズマリーとエタノールの分量ですが私は何度か試したところ、 ローズマリー1g に対して無水エタノール10g の割合が良いのではと思っています。
ただこれは作る人によって様々なので、これが正解とは言い切れません。

注意点は保管場所で、陽の当たらない涼しいところを必ず選びます。
チンキは日光にとても弱く、光を浴びると変色して鮮やかな緑を失う危険性が。。。

十分に抽出し終えたらろ紙などで濾して、再びビンに入れて暗所で密閉して保管すると1年くらいは使えます
この消費期限の長さも魅力です。

ローズマリーチンキの利用法

このハーブチンキはいろいろ使えます。

わたしがよく使うのは、「バーム(軟膏)」「せっけん」なのですが、入浴剤などにも利用できたりと用途は幅広いです。
ホワイトリカーなどで抽出すれば、全て自然のものなので薄めて飲むこともできるそう。
(さすがに薬品っぽいのでやったことはないですが・・・)

ハーブせっけん上の写真はハーブせっけん。
せっけんの素地に「ローズマリーチンキ」、「砕いたタイム(ハーブの一種)」、「エッセンシャルオイル」、「はちみつ」を練りこんでいます。

ハーブバーム

この写真はハーブバーム(軟膏)。
今回作成したローズマリーチンキをワセリンになじませることで作っています。
爽やかな香りと、目に優しい色合いが好評です!

これらも日光に当たらない場所で保管してください!

まとめ

ローズマリーを使ってハーブチンキを作る方法について解説しました。

ローズマリーチンキは様々なハーブアイテムの作成に使うことができ、とても便利です。

多少の手間はかかりますが、分量さえ気をつければ簡単に自作できます。

ぜひ活用してみてください!