知り合いがお店を始めた、取引先の企業が新しい店舗をオープンした。
そんなフォーマルなお祝いの贈呈品として「胡蝶蘭」は非常によく用いられます。
ビジネスシーンでも使える万能なギフトとして人気な胡蝶蘭ですが、なぜこれほどまでに重宝されるのでしょうか？
今回は胡蝶蘭が「開店・開業・開院用」のお祝いの品としてふさわしい理由を、胡蝶蘭を選ぶ際のポイントなどと交えて解説していきます。
という方はぜひご覧ください。
注文するお店を探している方はこちらもご参考に
目次
開店・開業・開院用のギフトには胡蝶蘭が良い理由
胡蝶蘭が開店・開業・開院といったお祝いに向いている理由は以下の5つです。
- インテリアに役立つ
- 縁起がよい
- 花粉や香りがなく扱いやすい
- 花が長持ちする
- 外さない
① インテリアとして役に立つ
優美な胡蝶蘭は贈った後しばらくの間、室内のインテリアとして活躍してくれます。
存在感がありつつも控えめで上品な見た目なので、店内の雰囲気を壊したりもしません。
「こんな立派なお花を受け取っているんだと」お店を訪れるお客さんの印象にも残りやすいので、贈られた相手側にとっても嬉しいギフトです。
② 縁起がよい
胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」という縁起の良い花言葉を持ちます。
これからお店を繁盛させていこう、事業を成功させようとしている方にはうってつけ。
オーナーや経営者の方はゲンをかつぐ方も多いので、喜ばれる可能性が高いです。
③ 花粉や香りがなく扱いやすい
フラワーギフトには胡蝶蘭以外にも「アレンジメント」や「観葉植物」があり、胡蝶蘭とはまた別の魅力があります。
しかしアレンジメントは花粉で床を汚してしまったり、花の種類によっては香りが強かったりする恐れがあり、観葉植物は重さがあるためやや動かしにくい点がデメリット。
一方で胡蝶蘭は花粉も香りもほとんどなく、女性でも持ち運べる重さです。
また水を溜めておく必要がなく、土も不要なので虫が発生しにくい点もポイントと言えます。
④ 花が長持ちする
胡蝶蘭は繊細な見た目とは裏腹になかなか丈夫な植物で、置かれた環境や季節にもよりますが1～2ヶ月くらいは花が咲き続けます。
寿命が10日～2週間ほどのアレンジメントと比べると、長く楽しめるんですね。
その分贈った相手の印象にも残りやすく、ビジネスパートナーとしての関係も深めたい相手へのギフトとして最適です。
⑤ 外さない
胡蝶蘭はギフトとしては定番中の定番です。
それだけに他のギフトと比べて「外さない」という安心感があります。
仕事上の付き合いのある方であれば、失礼のないよう贈り物にも気を使う必要がありますが、胡蝶蘭であればその心配はありません。
開店・開業・開院用の胡蝶蘭を選ぶ際のポイント
胡蝶蘭はお祝いの用途ごとに適している種類や、気を付けるべきマナーがあります。
これから胡蝶蘭を贈るという方は事前にチェックしてみてください！
- 色
- 大きさ
- 予算
- 立て札・ラッピング
- 届けるタイミング
- メッセージ
色
胡蝶蘭で最もメジャーな色は「白」です。
もちろん開店・開業・開院用としてもふさわしいですが、個人で経営するお店や商業施設であれば、カラフル胡蝶蘭も良いです。
むしろ色のある華やかな胡蝶蘭の方が、お店の雰囲気とマッチするかもしれません。
白以外の色ではピンクや黄色がおすすめ。
とくに「黄色」は風水に置いても金運アップの象徴なので、商売の成功を願う気の利いたギフトとなります。
ミディ胡蝶蘭黄色 3本立ち
幸福の胡蝶蘭屋さんより参照大きさ
胡蝶蘭には様々なサイズがあり、やはり仕立ての本数が多く大きなものほど豪華に見えます。
しかし開店お祝い用の胡蝶蘭に限っては、大きければ良いというものでもありません。
施設内はスペースも限られるので、大きすぎると逆に邪魔になってしまう可能性も。
5本立ちの大輪といったボリュームのある一鉢より、ユニークな色味のミディ胡蝶蘭など個性的な一鉢で差別化するのも手です。
予算
胡蝶蘭にかける予算もとくに決まってはいませんが、以下の表くらいが相場と言われています。
| 知人や個人経営店向け | 10,000～20,000円 |
|---|---|
| 病院や法人などの施設向け | 15,000～25,000円 |
| 目上の方や大事な取引先向け | 30,000～50,000円 |
立て札・ラッピング
胡蝶蘭に贈り主の氏名を書いた「立て札」と、鉢周りの「ラッピング」は必須です。
もし親しい相手用の贈り物であっても、特別な理由がないかぎりつけましょう。
ラッピングの色も自由ですが、火事を連想させる赤いラッピングは避けた方が吉。
最近はあまり気にしないことも多いですが、飲食店といった施設に火事は厳禁なので縁起が悪いです。
届けるタイミング
当日のAMか、可能であれば前日のお届けがベスト。
開店時に置かれていることが望ましいですが、当日は先方も胡蝶蘭を受け取る余裕がないほど忙しいこともありえます。
サプライズなどの目的がない場合は、事前にお届け時間を連絡しておくとより丁寧です。
胡蝶蘭は花持ちが良いので、2～3日前でもさほど問題ありません。
開店当日を過ぎて送っても問題はないですが、お祝いのギフトなので早めに贈りましょう。
メッセージ
開店・開業・開院といったお祝いはカジュアルな意味合いを持つ場合も多く、相手との関係性によってはメッセージカードを添えるのもありです。
2～3行ほどの簡単なお祝いの言葉であっても、気遣いの心は相手に伝わります。
以上が開店・開業・開院用の胡蝶蘭を贈る際のポイントでした。
胡蝶蘭の注文は街角のお花屋さんでもできますが、楽で価格が安いと言ったメリットがありるので「ネット通販」での購入もおすすめです。
以下の記事では当サイトがおすすめしている専門店についてレビューしています。
開店・開業・開院祝いに胡蝶蘭をもらったら
胡蝶蘭を贈る側ではなく受け取る側で
という方は以下の記事などをご参照ください。オフィスでの胡蝶蘭の管理法や、処分の際の手順を解説しています。
・胡蝶蘭の育て方
・胡蝶蘭の処分法
まとめ
胡蝶蘭はビジネス、プライベートを含め様々なシーンで贈られますが、なかでも需要の高い「開店・開業・開院祝い」向けの胡蝶蘭について説明しました。
ちょっとしたポイントに気を付けるだけで、より喜ばれるギフトとなります。
胡蝶蘭を発注する際の参考にしてもらえると嬉しいです！
