胡蝶蘭

胡蝶蘭の処分は業者に依頼が楽!エリア別(東京・名古屋・大阪・福岡)の業者も紹介

ハーブさん
ハーブさん
こんにちは。もと花屋のハーブさんです。

「会社のお祝いで胡蝶蘭をたくさんいただいたけど、置く場所がないし処分も大変・・・」と困った経験はありませんか?

胡蝶蘭は分別すればゴミに出すこともできますが、大量に鉢があったり、処分している暇がなかったりする場合は、引き取りを行っている専門店に回収してもらうのもひとつの手段です。

引き取ってもらうまでの手順や方法を紹介しつつ、エリア別の胡蝶蘭の引き取りに応じている専門店のご案内までいたします!

目次

まずは伝票の連絡先に処分してもらえるか問い合わせる

胡蝶蘭

別記事で書きましたが、多少手間はかかるものの個人でも胡蝶蘭は廃棄できます。
胡蝶蘭の廃棄の仕方

しかし、難しくはありませんが慣れないとそこそこ時間はかかりますし、年度末などたくさんの胡蝶蘭をもらってしまった場合に全て手作業で処分するのは大変です。

そんな時はお花屋さんや廃品回収業者などに、引き取りに来てもらうと楽。
納品時の受け取り伝票に専門店(配達業者は別の可能性があるので注意)の連絡先が書いてあれば、問い合わせると引き取りに来てくれる可能性があります。

親切な業者さんであれば無料で引き取ってもらえることもあるので、一度連絡をとってみても損はありません。

ただし、回収してくれるのは「自店配達の胡蝶蘭のみ」と言われてしまうこともあります。

他のお店の胡蝶蘭の引き取りは断られてしまう可能性ありますが、その場合は有料で引き取りサービスを行っている業者さんを探しましょう。

胡蝶蘭を業者で処分してもらう場合の相場

胡蝶蘭の引き取り料金には廃棄代に加えて、出張費などがかかります

価格は業者さんによって違いますが、鉢の個数×500~1500円+交通費1500円くらいが相場です(交通費は会社のエリアによっても変動します)。

会社の住所などや胡蝶蘭の数量を伝えるとともに、回収費用に出張費が含むのかなども事前によく確認しておきましょう。

一括で頼めば出張費の分安くすむ場合が多いので、できるだけまとめて依頼したいところ。
会社が遠いとそれだけ出張費がかかり、場合によっては断られてしまうケースもあるので、地元の業者さんに頼むことをおすすめします。

ハーブさん
ハーブさん
大手の会社でも遠いとなかなか引き取りに来てくれません・・・。

また、会社まで来てもらうのではなくダンボールなどに詰めて配送することで、処分だけ頼める業者もあります。

例:Orchid Reuse

箱詰めにひと手間かかりますが、胡蝶蘭が少量の場合はその方が割安になることもあるので検討の価値アリです。

地域別!(東京・名古屋・大阪・福岡)胡蝶蘭の引き取りに応じている業者紹介

引き取りを業者さんに頼む場合は出張費などの関係もあるので、会社のあるエリアから近い業者さんを選ぶのがベターです。

東京・名古屋・大阪・福岡など、エリア別に胡蝶蘭の引き取りを行っている専門店を紹介します。

(※今回紹介しているのは一部であり、近隣しか受け付けていないお店も多いので「会社のある地域+花屋」などでも検索することをすすめます)

東京

① Hitohana

エリア 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の主要地域
引き取り価格 以下のような条件を満たせば無料
・3万円分のギフト券を購入する
・レンタルグリーンを契約する
・植物や鉢を追加で3万円分購入する
URL https://hitohana.tokyo/collecting-inquiry
ポイント ・胡蝶蘭だけでなく観葉植物なども引き取ってもらえる
・普段から頻繁にフラワーギフトを贈り合う会社であれば、HitoHanaを利用すると長期的には安く済ませられる可能性あり

② Hanayaka

エリア 東京都、埼玉県、千葉県の一部地域
引き取り価格 1鉢あたり3,000円(出張費や手数料全て込み)
URL http://www.hanayaka.co.jp/fs/hanayaka/gd209
ポイント 価格が明瞭でわかりやすいので、エリアなどを考慮しながら悩む必要がない

③ Season Hearts

エリア 東京都23区内
引き取り価格 1鉢あたり1,200円+交通費
URL https://www.seasonhearts.jp/service/takeorver
ポイント ・胡蝶蘭のみでなく観葉植物も引き取ってもらえる
・ひと鉢あたりの引き取り料金は安めなので、鉢が多い時は割安

名古屋

①丸の内フローラ

エリア 名古屋市中区近隣
引き取り価格 5本立ち以下・・・2,160円
5本立ち以上・・・3,240円
URL https://mf8.jp/kc999.html
ポイント 名古屋区の一部エリアのみ

②フラワーショップFLANZ

エリア 名古屋市港区近隣(要相談)
引き取り価格 1鉢あたり540円
URL http://www.flanz.jp/
ポイント 名古屋の都心部の花屋さんで、回収費用が安め

大阪

ねばーらんど

エリア 大阪府内及び周辺地域
引き取り価格 1鉢あたり750円+2,000円
URL http://nev-web.jp/service/kaisyuu/
ポイント 状態の良い胡蝶蘭は再度開花させて福祉施設などへ寄贈

福岡

らんらん

エリア 福岡県内
引き取り価格 1鉢あたり1,500円+出張費(5鉢以上の場合は出張費無料)
URL https://www.fuk-flower.jp/contents/category/collect/
ポイント ・自社配達の胡蝶蘭は無料
・スタンド花も回収可

業者に依頼することが社会貢献になる場合もあり

Orchid Reuse

https://kochoran-hikitori.com/

引き取った胡蝶蘭をただ廃棄するのではなく、特別養護施設や児童施設へのプレゼントとして再利用するなど、ユニークな事業を行っている会社。

人気のフラワーギフトとして生産されるも、役目を終えると廃棄されてしまうことも多い胡蝶蘭の命をムダにしたくない、という思いからこの取り組みを始められたようです。

胡蝶蘭の処分が社会貢献にもつながるので、興味がある方はぜひ利用していただきたく思います。

胡蝶蘭は買い取ってもらえることもある

かなりレアケースですが、業者さんによっては胡蝶蘭を買い取ってもらえることもあります

ひと鉢あたり500円~2,000円ですがそこから依頼料や手数料が引かれるので、実際はさほど高額にはなりません・・・。実質無料になるくらいに思っておいた方が無難です。
しかし本来お金がかかるところが、多少なりともお金になればラッキーですよね?

また胡蝶蘭もナマモノですので、受け取りからあまり日が経っておらず、花や蕾が新鮮な状態で残っていることが条件です。

いただきものの胡蝶蘭なので、お金に替えるために早めに処分するといった扱いをするケースは稀に思いますが、「大量に胡蝶蘭をもらってしまい、どうしても置き場所がない!早急に処分しないと!」といった場合は頼むのもありかと思います。

ハーブさん
ハーブさん
胡蝶蘭が新鮮かつ鉢数も多ければ狙い目です!

以下に買取を行っている業者さんをあげます。

LAND’S END

エリア 東京
引き取り価格 胡蝶蘭の状態によって変動
URL https://www.lands-end.co/blank
ポイント 現金での買い取りを実施
元気な苗などは老人ホームや養護施設等に寄付

Showa

エリア 京都府、大阪府、兵庫県の主要地域
引き取り価格 1,000円~(合計金額から買い取り料金の5,000円をマイナス)
URL https://www.kyoto-showa.jp/
ポイント 3本立て30輪以上の胡蝶蘭のみ(ミディ胡蝶蘭は輪数不問)

フラワーショップ alain

エリア 伊丹市、尼崎市、宝塚市、豊中市、大阪市内
引き取り価格 1鉢あたり500~1,200円(買取金額から出張費や手数料がマイナス)
URL http://www.eonet.ne.jp/~alain/what’snew.html
ポイント お届けから2週間以上経過した胡蝶蘭は有料での引き取り
胡蝶蘭のみでなくシンビジュームなどラン科の鉢も対応
ハーブさん
ハーブさん

<お花屋さんこぼれ話>
ちょっとだけ余談ですが、お花屋さん目線の話。
あまり大きな声では言えませんが、お花屋さんなど専門店側の立場からすると、胡蝶蘭の引き取りや買い取りは「あまりやりたくない」というのが本音です・・・。

業者によって回収の条件や費用は違うので何とも言えませんが、はっきり言ってわりの良い仕事ではないからです。

胡蝶蘭は鮮度も品質に含まれるので、例え状態がよくても使いまわしたりはできません。回収した花を別の注文で出すなんてもっての外(万が一お届け先ですぐ枯れたらクレームになります)。
胡蝶蘭は生命力も強いので温室のような環境であれば2番花を再度咲かすこともできますが、時間がかかりますし見栄えも落ちるので商用にはしづらいです。

そのため引き取った胡蝶蘭は基本的には処分になります。つまり手間はかかるけれども利益はほぼ生まないんです。

サービスの一環として回収を行っている会社もありますが、それ単体ではあまり利益を生まず、本来の業務を圧迫してしまうんですよね。(もちろんお客さんの満足度向上が目的なのできっちり遂行します)

買う時は高価な胡蝶蘭も一度お届けしてしまうと、価値が下がってしまうのは少し切ない話です。

まとめ

胡蝶蘭の処分を業者さんに依頼する際の流れや相場を、エリア毎の業者さんの例をあげながら紹介しました。

もらった時は嬉しいものの、いざ処分するとなると胡蝶蘭はなかなか手間がかかります。

仕事の合間に片付けるとなるとあまり時間も取れないと思うので、思い切って業者さんに依頼してしまうのも手です。