「法人ギフトとしても定番の胡蝶蘭は、見栄えは良いけどやっぱり高い!」・・・そう思っていませんか?
確かにものによってはお高めですが、全ての胡蝶蘭が何万円もするような高額なものではなく、お店によって価格設定は微妙に違ったりもするんです。
そこで
と考えている方向けに、最安の胡蝶蘭を取り扱っている専門店を調べてみました。
目次
法人ギフトとしても使える胡蝶蘭の基準
胡蝶蘭は数え切れないほど品種があり、花弁の色や仕立ての方法、成長段階なども考慮すると、選択肢は無数にあります。
しかし全ての胡蝶蘭が法人ギフトに適しているかと言われると、そうとも言い切れません。
一般的には以下の基準を満たしているような鉢が、ビジネスシーンではよくギフトに利用されます。
- 仕立ての本数 → 3本以上で奇数
- 花びらの大きさ → 大輪
- 輪数 → 21輪以上
- 鮮度 → お届け後にすぐに萎れない
- オプション → ラッピングと立て札は必須
① 仕立ての本数 → 3本以上で奇数
胡蝶蘭はひとつの株(根っこ)から1本の茎しか伸びません。
そのため多くの胡蝶蘭は数本の株が寄せ植えされ、見た目を整えるために茎をワイヤーに沿わせるかたちで仕立てられています。
個人用のプレゼントでは1本立ち、2本立ちもよく贈られますが、ビジネスシーンでは「3本立ち以上で奇数」が基本です。
見た目のバランスもよく、縁起をかつぐ意味でも仕立ての本数は奇数が適しています。
② 花びらの大きさ → 大輪
胡蝶蘭の花びらはその大きさによって大輪(11~15cm)、中大輪(8~11cm)、ミディ(4~8cm)の3つに大別されます。
中大輪やミディも小ぶりで可愛らしくもあるのですが、法人ギフトでは大輪が一般的。
全体のボリュームや華やかさが重視される傾向にあります。
③ 輪数 → 21輪以上
胡蝶蘭の見栄えに大きく関わるのが「輪数(花びらや蕾の数)」です。
仕立ての本数が多くともこの輪数が少ないと、何だかスカスカな印象になってしまいます
仕立て1本につき7輪(3本立ちであれば21輪以上)程度あれば、見た目的に寂しくもありません。
輪数については明記していない専門店もありますが、できればチェックしましょう。
④ 鮮度 → お届け後にすぐに萎れない
胡蝶蘭は花持ちの良さも魅力で、お届けする季節や飾られる環境にもよりますが1~2ヶ月くらいは咲き続けます。
法人ギフトとして贈る場合は会社の名刺代わりのような部分もあるので、すぐに花が萎れたりするのは困りものです。
生物なのでコントロールしにくい部分ではあるのですが、できるだけ新鮮な胡蝶蘭を贈りたいものですよね?
花自体の強さもそうですが、生産者の手元を離れてからいかに短時間でお届け先に到着するかも大事です。
⑤ オプション → ラッピングと立て札は必須
胡蝶蘭は鉢を覆う「ラッピング(リボン)」に「立て札」がついて、はじめて法人用ギフトになります。
花はきれいでも裸だと、ややぶっきらぼうな印象になってしまうことも。
お花の専門店であればほぼ間違いなくオプションでついてきますが、実はここは誤字によるトラブルなどが起きやすいので慎重に確認しましょう。
法人向け胡蝶蘭の取り扱い実績が多い、胡蝶蘭の専門店だと安心です。
格安で胡蝶蘭を購入するならネット通販の利用がおすすめ
胡蝶蘭の費用をできるだけ抑えたいという方は、ネット通販の利用を強くおすすめします。
いまはオンライン販売のサイトも多く存在するので、実はネットで購入した方が胡蝶蘭の価格は安いんです。
胡蝶蘭に限らずですが、ほとんどのお花は
という流れでお祝いの品として届けられます。
それに対してオンライン販売のサイトは、お客さんの注文が入った後に生産者とやり取りをするため
とダイレクトに届けられるため、間に余計な流通業者をはさみません。
価格が安くなる理由は、この販売の仕組みの違いによるものです。
胡蝶蘭は衝撃などで傷つきやすく温度変化にも弱いので、輸送時間を大幅に減らせるという点も大きなメリット。
格安の胡蝶蘭と聞くと品質も劣るのでは・・・と思ってしまうかもしれませんが、通販だからといってお花のクオリティが低いわけではありません。
<お花屋さんこぼれ話>
もとお花屋さんの目線からネット通販のサイトを見ると、お届けまでのプロセスが短縮化されていることに加えて「場所代」がかからないのも大きいなと思います。
お花の値段は人件費や輸送費、廃棄率などを考慮しつつ「仕入れ値にこの位加えれば利益を上げられる!」といった計算のもと決定されます。
ですが実店舗をもつお花屋さんだと、それに「場所代(家賃)」も勘定しないといけないんですよね。固定費が高いので、その分価格も上げなければ採算がつきません・・・。
ネット通販で胡蝶蘭を販売しているサイトは産地直送なため、在庫をストックしておく倉庫を持たないことがほとんどです。それも値段に反映されているのでしょう。
もちろん街のお花屋さんにも、現物を見ながらお花を選ぶという楽しみがあるのですが、花束やアレンジメントを頼むならともかく、胡蝶蘭の注文にはネット通販の方が合理的だよなと思ってしまいます。
50社を比較!最安の胡蝶蘭ランキング
上記にビジネスシーンにもふさわしい胡蝶蘭の基準を挙げましたが、それを満たした上で最安の胡蝶蘭(専門店)はどこかを調べてみました。
かつて専門店50社を比較してオススメ店を紹介という記事を書いたのですが、それを今回は「安さ」という切り口のみを基準に、ランキング化したものとなっています。
店舗名 | 価格(税込み) | |
---|---|---|
1位 | プレミアガーデン | 9,936円(数量限定品) |
2位 | GreenJungle | 10,000円 |
2位 | iファーマーらんぼ | 10,000円 |
4位 | 座間洋ランセンター | 10,800円 |
5位 | ふじみ野ラン園 | 12,960円 |
5位 | サンオーキッド | 12,960円 |
7位 | HANAMARO | 14,040円 |
7位 | 豊橋胡蝶蘭倶楽部 | 14,040円 |
9位 | 日本胡蝶蘭 | 14,904円 |
10位 | ハナマツ | 14,990円 |
11位 | Hanayaka | 15,120円 |
12位 | ミーム | 15,800円 |
13位 | ギフトフラワー | 16,200円 |
13位 | HitoHana | 16,200円 |
13位 | ビジネスフラワー | 16,200円 |
13位 | グリーンロード | 16,200円 |
13位 | 胡蝶蘭ビズ | 16,200円 |
13位 | エレガンスフラワー | 16,200円 |
※送り先やラッピングの内容によっては、別途送料やオプション代がかかるのでご注意ください。またこちらの価格は2019年8月に調査したものです。
結果は僅差ですが、「プレミアガーデン」の胡蝶蘭が1万円を切って最安値でした(ただしこちらは数量限定品です)。
価格ではなくお花の品質や、サービス面をウリにしている専門店も多いので「安い=良い」とも言い切れませんが、予算の都合上できるだけ安価な胡蝶蘭を探している方にはオススメできます。
最安の胡蝶蘭を選ぶにあたっての注意
「お祝いの品なので立派な胡蝶蘭を贈りたいけれども、出せる金額が限られている・・・」というのはよくあるお悩みです。
とくに会社であれば、予算が限られているケースも少なくありません。
しかし胡蝶蘭にはある程度相場があり、あまりにもコストを重視しすぎると、ボリューム不足などで寂しい印象になってしまうことがあります(もちろん購入額が先方に知られることはないのですが・・・)。
安さも胡蝶蘭を選ぶ上で大事な基準ですが、相場を外しすぎないように注意しましょう。
↓胡蝶蘭を送る際のマナーや相場について書いています。
まとめ
胡蝶蘭を購入する上で「価格」はどうしても気になる要素です。
今回はビジネスシーンにふさわしい豪華さがありつつも「最安」の胡蝶蘭(業者)はどれか?という目線からまとめました。
できるだけコスパの良い胡蝶蘭を探しているという方は、ぜひご参考にください!
《関連記事》